路地での発見
(2006-03-23 00:47:55)


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昨日の日記に書いたように、今回の上洛では「高台寺」「圓徳院」「春光禅院」「清水寺」を訪れました。ここで謎な場所があるのです。「春光禅院ってどこだ?」って思いません?他の場所はそれなりに知名度抜群な場所にもかかわらず「春光禅院」なんて、京都に住んでいた僕ですら、見たことも聞いたこともない場所なのです。

今回、高台寺と圓徳院を見た後、さて清水寺に向かおうと思ったとき、たまたま近くにあった寺が「春光禅院」だったのです。どんな場所だかサッパリわからなかったので、帰宅後、Yahoo!検索で調べてみました。するとヒットしたのはたったの1件だけ。しかも何か詳しいことが書いてあるわけでもなく、たいした情報はわかりませんでした。Yahoo!検索で1件のヒットってかなりのものですよ。相当なマイナースポットですよね。

でもね、この春光禅院、歴史的な奥深さは感じられないのですが、禅の精神世界がすごくよく伝わってくるのですよ。「ジグザグに折れ曲がる通路の脇に一輪だけ咲く水仙」や「こんもりとした土盛りにひっそりと置かれた地蔵」だったり、趣深いものがけっこうあるのです。でも、マイナーなスポットなのですよね。全く知名度がないので、観光客はほとんどいないのです。周囲には人がたくさんいるんですよ。高台寺と清水寺の通路の途中にあるので、多くの人が春光禅院の前を通るのですが、中に入る人はほとんどいないのですよ。かつて僕も大学時代に清水寺を訪れたとき、今回と同じ道を通ったにも関わらず、その存在すら気づきませんでしたからね。でも、こんなマイナースポットにも、訪れた人の心を癒してくれる光景があったりするのです。

今回の写真は、その春光禅院の庭園で見つけた花を撮影したものです。枝にくっついた花と苔むした地面に落ちた花。この対比が禅の精神世界をすごくよく表してると思うのですよ。平家物語に「諸行無常」という言葉が出てきますが、まさにその言葉がピッタリ当てはまる光景です。

京都には街中のふとした場所でこんな光景が目に飛び込んでくるのです。まったく油断もスキもない。これだから京都めぐりはやめらません。

Keywords: 花,コケ,苔,春光禅院

Tags: APS-C, digital, EF24-70mmF2.8L, EOS20D, 寺社仏閣, 花


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