近所の穴場
(2006-04-10 00:12:40)


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昨日から悩んでいたのです。今日はどこへ行くか。ホントは新宿御苑へ行こうと思っていたのですよ。どうやら今年は開園100周年だとか。せっかくなので行ってみようかと思っていたのですが、なにやら今日は身体が疲れていたのですよ。明日も仕事が大変なので、体力を温存すべく今日は久しぶりに撮影に出るのをやめようかとさえ思ったのです。とはいいつつも、どこにも行かないのもちょっと考えものだったので、今日は近場の「護国寺」をねらってみました。

僕の住む場所の最寄り駅、江戸川橋の隣が護国寺です。そんな近場を地下鉄で移動するのももったいないので、歩いてみました。江戸川橋の交差点から護国寺の交差点へ向かって歩みを進めてみたのですが、表通りを歩いていてもこれといって何も感じるものがないので、裏通りに入ってみました。するとどうですか。道中見るもの珍しいものだらけ。シャッターを押す指にも力が入るってものです。何がおもしろいって、街並みが不思議なのですよ。今の都市部ではあまり見ることができなくなった古い街並みがけっこう残っていたりするのです。古いといっても下町的な趣きじゃなくて、山の手的な雰囲気があるのですよ。路地を歩いていたら突然現れる急坂。その坂の途中に建つ古い洋館。なんてものを所々で目にすることができるのですよ。そもそも関口・音羽・目白台界隈の山の手一帯は東京で最初の高級住宅街。言ってみれば古い住宅街なのですが、それがいい味出してるんですよね。なんてことは知識としては知っていたのですが、地元というのはえてして「あえて」出歩かないものなんです。かつて京都に住んでいるときもそうでした。周囲にあれだけ名所旧跡があったのに、ほとんど見てまわりませんでした。今回もあぶなく見逃すところでした。そもそも今の場所に住み始めてまる7年になりますが、これまでほとんど夜の街しか見たことがなかったのです。というのも、前の仕事がテレビの制作だったもので、太陽が出ている時間帯に自宅にいるなんてことがなかったのですよね。土日も普通に仕事でしたし、たまの休みは疲れ果てて夜まで寝てたので、結局夜の街しか見てなかったのですよ。今回あらためて昼間の「山の手」エリアを見て、そのおもしろさに初めて気づきました。

そんな新鮮な気持ちを抱きつつ目的地の護国寺に到着。すごく近くにあるのに今まで一度も訪れたことがなかった護国寺。あまりにも近すぎるので、いつでも行けると思って今まで訪れる気にもならなかったのですが、実際自分の目で見てみるとビックリしました。一歩門をくぐると、いきなり古都の佇まいなのですよ。そしてなぜだか和服の女性がたくさんいるのです。おそらく中で華道教室みたいなことをやっているのではないですかね?なにはともあれ本堂に行ってみようと思い、石段をゆっくり登っていき、門をくぐるとそこは春一色でした。八重桜、山桜、遅咲きの何かの桜なんかが今まさに満開になろうというときだったのです。さらに立派な枝振りの松がひと味加えてくれていました。

今日の写真はそんな護国寺を石段の下から眺めた景色です。門の奥に見える本堂の屋根と左右対象の石灯籠。右側の桜と左側の松。こんな景色を見ながら一歩ずつ石段を登るときってホントにワクワクします。門をくぐりぬけて一息ついたそのとき、目に飛び込んでいくるのは緑青の屋根と緑の松の葉、そして色鮮やかな桜。いやはやこれまでなぜ護国寺を訪れなかった自分が悔やまれます。桜の様子は近々あらためてアップします。

今日の段階で護国寺の桜は九分咲き。「花見をし忘れた」「忙しくて桜を見てる余裕がなかった」なんていう方は、ソメイヨシノではありませんがまだ「これから」の桜が残っています。護国寺内では「宴会」としての花見はできませんが、本来の意味での「花見」をしたいという方、今年桜を見逃したという方はぜひ一度訪れてみてください。

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Tags: APS-C, digital, EF24-70mmF2.8L, EOS20D, 人物, 寺社仏閣, 春, 桜, 花, 階段


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